6月のみなかみ野菜を使ったレシピ
オカヒジキの手毬にぎり
-
ジャコとごまの香ばしさとオカヒジキの食感が後引く美味しさ!
- 材料(4つ分:一人分)
-
・オカヒジキ 25g
・ごはん 160g
・ジャコ お好みで
・ニンニク 少量
・ごま 適量
・ごま油 小1
- レシピ
-
1.ジャコを乾煎りして皿に取り出しておく。
2.オカヒジキを1cmの長さに刻み、刻んだ少量のニンニクと一緒にごま油で炒める。
3.ボールに温かいご飯、①、②(オイルごと)、ごまを入れてかき混ぜたら4等分にし、ラップを使って丸い形に丸め、
ラップの口をソフトワイヤーなどを使って閉じる。
- Point
-
・オカヒジキはカリウムたっぷり!むくみ防止にぴったりです。
水に溶けやすいカリウムは、茹でずに油で炒めることで流出を防げます。
・手毬にすると、お弁当にもそのまま入れられて便利ですよ。
購入する時は、つやがあって色鮮やかで小ぶりなものを選ぶと良いでしょう。
オカヒジキを知る
さやえんどうとアンチョビのパスタ
- さやえんどうの甘味を味わうシンプルパスタ!
- 材料(1名分)
-
・さやえんどう 50g(約20枚程度)
・アンチョビ 2切れ
・ショートパスタ 80g
・ニンニクスライス 数枚
・オリーブオイル 大1
・塩、コショウ 適量
・粉チーズ(パルミジャーノのチーズがおすすめ)
- レシピ
-
1.鍋に800mlの水と5gの塩を入れ、沸騰したらパスタを入れて強火で茹で始める。
(ゆで時間はパスタの袋の記載を参考に)
2.さやえんどうは筋を取り除いてからニンニク、アンチョビと共に、オリーブオイルを入れたフライパンで
2分程度炒める。
3.好みの固さになったパスタを②に加えてさっと混ぜたら皿に盛りつけ、胡椒、粉チーズを振る。
- Point
-
・パスタをおいしく作るコツは、長時間炒めないこと!アンチョビは炒めているうちに溶けるので刻まなくてOKです。
炒めることでさやえんどうの甘さがUPするので、余計なものは入れずに、さやえんどうの甘さと食感を楽しめる
一品です。
・お皿に盛り付けたら、是非パルミジャーノを!茹で汁とアンチョビに塩気があるので、味付けは仕上げの味見をしてから
塩を少量振る程度でよいでしょう。
さやえんどうを知る
無限!?アスパラガスの塩焼きグリル
- とってもシンプルなのに、何度でも食べたくなる癖になるおいしさ!
- 材料(2名分)
-
・アスパラガス 6本
・塩
・オリーブオイル
- レシピ
-
1.アスパラガスは切らずに下から1/3の皮を取り除き、皿やバッドの上でオリーブオイルをアスパラガス全体につけ、
塩を軽く振りかける。
2.グリルを予熱してから穂先を手前にして入れ、時々動かしながら焼く(中火以下で)。
焼き色がつき、アスパラガスを持ちあげるとしんなりとするくらいが食べ頃です。
- Point
-
・アスパラガスは茹でないので、ビタミンもそのまま摂取でき、オイルでコーティングするため、みずみずしいまま
食べられます。
・強火で焼くと生焼けになるので、中火以下で少し長めに焼いてください。持ち上げた時にアスパラガスがしんなりする
くらいが食べごろ。
・切らずにぜひ1本そのままで楽しんでください。食べる場所によって歯ごたえ、甘さが異なるのでアスパラガスを
より楽しめます。
・美肌効果のあるアスパラギン酸が豊富にあるのでこの季節ぜひ食べたいお野菜です。
アスパラガスを知る
お醤油が香る茎にんにくと豚肉炒め
- じっくり火を通すことで、甘くしゃきしゃきの茎にんにくに♪
- 材料(2名分)
-
・茎にんにく 10本
・豚のこま切れ肉 150g
・醤油 10cc
・オリーブオイル 適量
- レシピ
-
1.豚のこま切れ肉は、ボールに入れて水を10ccほど加えて菜箸などでよく混ぜて肉に水を吸わせておく。
2.茎にんにくは5cm程度に切り、多めのオイルを入れたフライパンで2分ほど弱火で炒める。
3.水を吸わせた豚肉を加え、弱火のまま炒め、出てきた水分がすべて飛ぶまでじっくりと炒めてから醤油を10cc加えて
和えたら皿に盛りつける。
- Point
-
・栽培に手間がかかるため、国産が少ない茎にんにく。みなかみ産の茎にんにくはとても貴重です。
葉酸が多く含まれているので、豚肉のビタミンB1と一緒に摂取すると、葉酸の吸収率が高くなるのでおすすめ。
・豚肉に水を吸わせてから弱火で炒めると、肉の臭みが飛んで柔らかく食べられます。
・最後まで弱火で炒め続けることがコツ!お醤油以外の調味料はいりません。
茎にんにくの甘さと歯ごたえ、豚肉、お醤油がマッチする1品です。
茎にんにを知る
6月のみなかみ果実を使ったレシピ
濃厚ヨーグルトのさくらんぼ乗せ
- 濃厚ヨーグルトに甘酸っぱいさくらんぼをたっぷりのせたヘルシーデザート
- 材料(2~3名分)
-
・無糖ヨーグルト 1パック
・さくらんぼ 10粒
・はちみつまたはメープルシロップ
・ミント
- レシピ
-
1.目の細かいザルをボウル乗せ、無糖ヨーグルトを全量入れてラップをして一晩冷蔵庫で水を切る。
2.皿に①のヨーグルトを適量のせ、サクランボを軽く刻んで乗せ、はちみつなどをかけて食べる。
- Point
-
旬のフルーツと一緒にカルシウムがたっぷりと取れる体に優しいデザート。しっかりとヨーグルトの水切りをすると、
チーズのような濃厚ヨーグルトになります。
さくらんぼを知る
小梅の酵素シロップ
- この季節には作りたい梅シロップ。飲み物はもちろん、調味料としても使えます!
- 材料
-
・小梅 1キロ
・氷砂糖 1キロ
- レシピ
-
1.小梅は洗ってヘタを楊枝で取り除いてから冷凍庫で凍らせる。
2.瓶に凍った小梅を入れ、氷砂糖を入れて涼しいところに置いておく。
氷砂糖が溶けたら食べられます。
- Point
-
・小梅は1か月ほどで取り出し、そのまま食べたり、ジャム作りに使うことができます。
梅を入れたままにするとカビが生えてしまうので必ず取り出してください。
・シロップは、冷蔵庫で保管する場合は、非加熱でも大丈夫ですが、常温で保管する場合は加熱をしましょう。
また、酵素が活きているので、暖かい場所に置くと発酵が進むので注意しましょう。
・シロップは、ヨーグルトや紅茶に入れたり、お湯や水、炭酸で割るなどして楽しめます。
厚めの豚肉を焼くときに少量入れると、フルーティーな香りが楽しめる美味しい豚肉料理になります。
カレーに加えたり、煮物に少量加えたりと、幅広い使い方ができます。
「フルーティーな香りのみりん」と思って、みりんの代用に使えます。
小梅を知る
- レシピ監修
-
宇田川裕美(イタリア家庭料理研究家、オリーブオイルソムリエ)
大学卒業後、毎年イタリアに渡りマンマからお料理と食文化を学んでいる中で
オリーブオイルの楽しさを知り、毎年イタリア・スペインでオリーブオイルの専門家から
直接指導を受け、2016年に、イタリアの州政府公認鑑定士コース適正試験に合格。
テレビ出演、料理監修、レシピ提供、各地で料理教室、オリーブオイルの講師としても
各地で活動中。くっちーなHIROイタリア料理教室主宰
著者本【おいしいピッツァ生地が作りたいと思ったら】朝日新聞出版
サイト【 くっちーなHIROイタリア料理教室 】